第一日と二日 北海道 苫小牧港に向けての船旅

昨夜、太平洋上を苫小牧に向けて出港

 昨夜、水戸の大洗港から、サンフラワー号で北海道苫小牧港に向けて出港しました。深夜便ですから、ゆっくりと大洗港にバイクで向かうことができるので安全運転でいけるのでうれしいですね。サンフラワー深夜便の大洗港での乗船手続きは、午後9時からとなっています。そして大切なターミナルへの集合時間は午後10時半です。これに遅れるとチケットがあっても乗船できません。悪しからず。

 バイクの乗船は深夜となります。大洗港出航は午前1時45分です。到着地の北海道苫小牧港には午後7時45分です。おおよそ18時間にも及ぶ船旅です。そして、バイクは下の船倉に積み込み、私たち人間は上のフロワーで船旅を楽しみます。ただ、深夜便のサンフラワーはエレベーターが通じていない階があり、バイカーは皆、階段を頑張って上ります。部屋は「カジュアル・ルーム」です。カーテンではありますが、仕切りがあり、個室のような感じです。ルームといっても、ベットしかなく、ベットの下には大きな引き出しがあり、長期の旅行者の荷物も収容には不安がありません。 

一夜明けた船内で船旅を楽しむ

 サンフラワーのカジュアル・ルームでの一晩の眠りは心地よかったです。

 サンフラワーの展望浴場は無料です。そしてリンスインシャンプーとボディーシャンプーが常備されています。ただし、タオルは持参が必要です。脱衣所には、後で戻ってきますが、コインロッカーがあり、防犯上はある程度安全です。ただし、サンフラワー深夜便はトラック・ドライバーの利用が多く、展望浴場は出向間際の24時~午前2時の間は混雑します。それで、翌午前8時からの朝ぶろをでゆっくりと汗と垢を流してさっぱりしました。広い窓から眺める太平洋、そしてただ、ただ、いつまでも続くように思える北陸沿岸のリアス式海岸の眺めは、湯船につかりながらいつまでも眺めていられますね。また、海が荒れると、湯船も荒れます。あまりいい気持ちとはいきませんが、他では体験でないような珍しい体験ができます。

 そのあと、朝食をホールでとりました。ホールは24時間開いていますし、自動販売機は充実していますので、くつろいで食事をすることができました。

北海道苫小牧港に向け、北進するサンフラワーの展望デッキからの眺め

 食後はしばらくは、自分のカジュアル・ルームで寝転がっていましたが、少し、船内を食後の散歩がてらに歩くことにしました。そして展望デッキに行くと、空いていましたので、動画を撮影することにしました。  

 展望デッキからの眺めの動画です。約2分半ほどですが、北海道に向けて太平洋上を北進する動画です。

カジュアル・ルームの窓から、北陸沿岸を眺めなから、北進するサンフラワー

 カジュアル・ルームの窓からの眺めの動画です。約8分半の動画です。カジュアル・ルームには窓のあるものとないものがあり、これは選べません。今回、たまたま、私は窓のあるルームがあてがわれました。それで、その窓から北陸沿岸の眺めを楽しみました。ただし、今は、予約時は難しいですが、乗船手続きの際に窓口で申し出れば、空きがあれば可能とのことです。

苫小牧港に午後7時45分到着

 苫小牧港には二日目の午後7時45分に到着しました。

 なんやかんやで苫小牧港をバイクで出たのは、午後8時半くらいになりました。その日は、苫小牧港近くの宿を予約していましたので、近くのコンビニで買った夕食をもって宿泊し、風呂に入って、ゆっくり寝ました。

 翌朝は、北海道の北端、稚内に向けてひたすらバイクを走らせます。